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黄色の粒は電子(負の電荷)

赤色の粒は正孔(正の電荷)

注意:動きが遅くなったら軌跡を消去!

注意:多体効果を入れているけど,クーロンポテンシャルは近似的なもの.正確ではない.雰囲気を楽しんでください.


ゲームで表現している物理の解説(一度物理を勉強したことがある人向け):
電子と正孔が静電場 \(\mathbf{E}\) から受ける力 \(\mathbf{F}\) は, \[ \mathbf{F} = q \mathbf{E} ~~~(q=+e~\mathrm{for}~正孔, q=-e~\mathrm{for}~電子)\] に基づいて計算.ただし,\(q\) は電荷, \(e\) は素電荷. 上式をニュートンの運動方程式に代入し、 \[\Delta\mathbf{v} \propto \mathbf{E}\Delta t\] として,速度の時間発展を計算. 比例係数は良い感じになるように調整.
電場は, 「固定された点電荷による電場」と「ある電荷に注目したとき,別の電荷がつくる電場」を考慮. (磁場の効果, 交換相互作用等は無視. )電場は,bare の場合のもの(いわゆるクーロン力を \(q\) で割ったもの): \[ \mathbf{E} \propto \frac{\mathbf{r}-\mathbf{r}_0}{\left|\mathbf{r}-\mathbf{r}_0\right|^{\frac{3}{2}}}\] を使用.ただし,電場を作る点電荷と, 電場を感じる電荷の位置が極端に近くなると, 力が大きくなりすぎ, 電荷が一瞬で画面外に飛んでしまう. ゲームの都合上, 電場を作る点電荷から一定距離離れた面(\(z\) 方向に \(A\) だけ離れた \(x, y\) 面)上の電場を使っている.したがって, 点電荷の場所に電荷が到達しても, 速度が発散したりはしない.